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ナンバーなし車両の陸送方法とは?仮ナンバーの使い方

ナンバー無し車両
「ナンバーが付いていない車両」や「車検切れの車両」の陸送ってどうやるの? という疑問に今回はお答えします。

・田舎の実家で親からクラシックカーを相続したら車検切れしていた。
・車の登録そのものが抹消されていた。
・けれども、どうやらクラシックカーとして価値のあるものらしい
・エンジンはかからないし、仮にかかったとしても安全運航に疑問がある

これは、実際にあったお話です。今回はナンバーなしの車を公道で運搬・陸送するために必要な「仮ナンバー」の取得方法や利用時の注意点、さらに業者による陸送サービスとの違いとメリットについて、丁寧に分かりやすく解説いたします。キーワードの「陸送」を必ず含め、最新の法的基準と実務を踏まえた内容ですので、ぜひご参考にしてください。

1. ナンバーなし車両とは?

ナンバーなし車両とは、車検切れや一時抹消登録(車検を受けずに公道走行を停止している状態)となっている車や、そもそもナンバープレートが付いていない状態のことを指します。こうした車両は原則として公道を走行できないため、そのまま移動することは法律違反となります。

しかし、車検場への持ち込みや整備工場への搬送など、一時的で目的が明確な場合に限り、「仮ナンバー(臨時運行許可)」を取得することで、合法的に一定の条件下で公道走行が認められます。

2. 仮ナンバーとは?― 臨時運行許可の仕組み

仮ナンバーとは正式には「自動車臨時運行許可証」といい、市区町村の役所で申請して取得する短期間のナンバープレートです。これを車の前後に取り付けることで、公道走行が一時的に許可されます。

2-1. 仮ナンバー取得の基本的手順

申請窓口:車の所有地の市区町村役所(もしくは市役所、区役所)
必要書類:車検証(もしくは一時抹消登録証明書)
有効な自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険)
運転免許証(申請者の身分証明として使用)
印鑑
自動車臨時運行許可申請書(窓口で入手・記入)
申請料:およそ750円前後(自治体による差異あり)
申請日:公道走行予定日またはその直前の開庁日に行うことが多い
発行時間:通常当日または即日発行可能

2-2. 仮ナンバー利用の制限・注意点

使用可能期間は最長5日ほどで、さらに自賠責保険の有効期間内に限られます。(自分で行うとここがハードルが高いポイントです)使用できるルートは申請した経路(出発地~目的地間)に限定されます。経路外の走行はできません。仮ナンバーは車両の前後にしっかりネジなどで固定して取り付ける必要があり、一時的にダッシュボードに置く仮置きは不可です。
実際の公道走行時は「自動車臨時運行許可証」を見やすい場所に掲示しなければならないことがあります。
退去期限までに返納しなければ、道路運送車両法違反による罰則(罰金や懲役)を受ける可能性があります。

3. 仮ナンバーを使う陸送方法とその特徴

自走による陸送(仮ナンバー使用)

仮ナンバーを取得し、公道を走行できる期間・経路制限の範囲内で車両を走らせて輸送する方法です。自分で運転する場合はもちろん、陸送業者のドライバーに依頼することも可能です。

【メリット】

・仮ナンバー申請にかかる費用が安く済む(約750円)
・役所での手続きを自身で行うため手配がシンプル
・近距離の移動や簡単な車検場への搬入に向いている

【デメリット】

・公道走行中にトラブル(故障、事故)のリスクがある
・仮ナンバーの有効期間とルート制限が厳格で長距離は不向き
・申請手続きに時間や手間がかかる(平日昼間の役所対応が多い)

陸送業者による輸送(仮ナンバー不要も多い)
多くの陸送業者は、積載車(キャリアカー)によってナンバーなしの車や車検切れ車も安全に搬送可能です。公道を走らせることなく車両を「積載」し、業者の責任と保険の下で指定の場所まで輸送します。

【メリット】

・車両の公道走行が不要なため、仮ナンバー申請がいらない場合が多い
・長距離や不動車、破損車の輸送にも対応
・責任保険が充実しており安心して任せられる
・手続きが全て業者に任せられ、時間・手間の削減に繋がる

【デメリット】

・仮ナンバー利用より陸送料金は割高になるケースがある
・車両の積み降ろし時に小さなキズがつく可能性がまれにある

ナンバーなし車両の陸送は、基本的に「自動車臨時運行許可申請(仮ナンバー取得)」をして自走して移動する方法と、陸送業者が積載車でナンバーなし車を積載し移送する方法の2通りがあります。仮ナンバーは取得手続きに時間がかかり、走行可能距離・期間にも制限がありますが、近距離のご自身による移動など低コストで可能な選択肢です。一方、陸送業者利用は手続き不要で、長距離・不動車でも安心して任せられ、万が一のための補償体制も充実しています。

車の状態やご希望の輸送距離、スケジュール、コストや手間のかけられる度合いに応じて、最適な方法を選択ください。いずれの場合も、事前の情報共有や車両状態のチェック、仮ナンバー使用の際のルール厳守が安心な陸送のカギとなります。

巨大なネットワークを持つ「e-陸送」では、全国の信頼できる陸送業者の一括見積もりが可能です。ナンバーなし車両の輸送についても専門的に相談できますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。